今回の記事は料理とややズレるが掃除用具の紹介だ。
綺麗に片付けるまでが料理はセットということで最近買って感動した掃除用具、Shark(シャーク) 2 in 1 プロスチームモップ。
我が家は明るい色のフローリングのため汚れが目立ちやすいことが悩みであった。
特にキッチンもフローリングなので汚れが目立ち、また落ちづらい。
今まではハンディクリーナー、水拭きロボットブラーバ、掃除ロボットルンバ、クイックルワイパーの組み合わせで床を綺麗にしようと努力してきた。確かに髪の毛や目立つゴミは取れるが特に台所の床に散る油や調味料・食材の破片には苦労していた。これをうまく落とせる方法はないものかと・・・。
そこで導入したのがShark(シャーク) スチームモップだ。高温蒸気とモップが合体したパワー系のクリーナーである。
以前テレビショッピングでは大掃除用の大型スチームクリーナーを見たことがあるが日常的に使いやすいサイズのスチームモップは今まで稀であったのではないだろうか。実はこのモップ、フロアのみならず高温蒸気噴射を使ってソファや台所のコンロ周辺などの汚れも吹き飛ばす、なんともアメリカンなパワフル汎用機材なのである。
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そもそもシャークとは?
あまり日本では聞き馴染みの無いShark(シャーク)というメーカーであるが北米では実は既にダイソンを追い抜いたNo1掃除機ブランドである。このメーカーが日本市場の大きさと掃除用具に関する購買の複雑さに有望性を感じ攻略を試みて2018年から進出しシェアの拡大を狙っているのだ。
余談ではあるがグローバル経済や科学の世界において確かに日本の地位はかつてほどの存在感はないが未だに世界第三位(米国、中国に続く)の巨大市場である。商品によっては世界第二位という場合もあり外資ブランドにとっては攻略したい一つの市場である。
2018年時点で売上約2,000億円の95%は北米であるが中国や日本市場への展開を加速している。
スチームモップの力はいかに
さて、前置きが長くなったが掃除用具で重要なのは汚れは手軽に落ちるのか否かである。
これが片側を掃除で使ってみた際の汚れだ。すごいぞ!スチームモップ!
元々我が家はかなり掃除は入念にしていたほうだと思う。それでもこれほど黒くなるとは・・・嬉しいやら悲しいやら。
使用中はこのようにモップとして使用する。スチームを出力するため大量の電力を消費する関係で有線なのがやや邪魔ではあるがパワーのためだ、仕方ない。
様々なオプション機能
実はShark スチームモップにはオプション機能が満載だ。ただフロアをスチームでふくだけではない。
フロアのためのオプション機能
まず利用頻度が高いのはスチーム噴射である。掃除をしているとどうしても落ちづらい場所がある。写真だとやや伝わりづらいのだがモップを反転させるとピンポイントを狙いスチームを噴射させることが可能である。床の一部にしつこい汚れがあった際には噴射してからモップで拭き取ると簡単に汚れを落とすことが出来る。
噴射するのも気分がよい。
フロア以外のオプション
このスチームモップ、名前が2in1となっているのだが何が2in1なのかというとハンディクリーナーとスチームモップが2in1なのだ。
ハンディスチームクリーナーとして分離することが出来る。
分離するとスチーム噴射機となり先端にモップ以外の装備を装着することでソファ、服、サッシなど様々な場所にスチーム噴射をすることが出来る。服に噴射するときはシワ取りとして使う事が出来る。
スチームモップの欠点
さて、褒めちぎったスチームモップであるが欠点もある。
まず重いのと有線であるため扱いは通常のコードレス掃除機と比べて格段に不便である。またモップの先端は洗浄し繰り返し使う布になっているため使う度に洗浄が必要となり面倒だ。
毎日の掃除用ではなく週に一度の掃除に使う程度がほどよいだろう。
週に1度程度15分程度掃除するだけで通常の床掃除では落ちない汚れを落とすことが出来る。
また、それなりに高い。Shark(シャーク)の場合は約15,000円だ。掃除好きのための製品と言えるかも知れないが布でゴシゴシすることを考えれば格段に楽なのでズボラにもおすすめだ!
他のメーカーとの比較
基本的には高温蒸気噴射機+モップというシンプルな製品である。
他の製品も含めスチームモップの購入を検討する際には以下3つの視点を検討して頂きたい。
・重さ
・キャスター式かハンディ式か
・フロア専用か汎用型か
重さは言うまでもないが、通常のハンディ掃除機と比較しスチームモップは格段に重い。特に筋力に自信のない人は自分の扱える重さであるか否かを意識して選ぶとよいだろう。
次にキャスター式かハンディ式であるがキャスター式はサイズは大きいが手で稼働させる部分は軽く扱いやすい。後ろにキャスターがついてくるので機器全体の移動はしづらいが先端の小回りが効く。
Sharkはハンディ式である。キャスターが不要であるため部屋全体を迅速に掃除するには向いているが長時間一つの箇所を掃除するにはスチーマーを取り外したほうがよい。
最後にフロア専用か汎用型か、Sharkでもフロア専用のコンパクトなモデルもあり値段は半額の9,000円だ。
とりあえず試したい方や置き場所がない方にはこちらを推奨するがスチームモップの汎用性は高い。床以外様々な箇所を掃除したい方には2in1タイプがおすすめだ。