自宅での焼き物生活を一変させるキッチングッズを紹介しよう。
「イワタニの炉ばた大将炙りや」である
Contents
他の加熱手法との違い
食材の加熱手法には様々な手法がある。
フライパン、グリル、蒸し、ゆでなどが代表的だが今回は直火を紹介したい。
私が家では焼肉、焼き野菜に積極的に直火焼きを活用している。
まず特に焼肉は直火焼きとフライパン焼きでは同じ肉を使っても完全に別物と言っていいほど仕上がりが違う。直火焼きが圧倒的にウマい。
熱はフライパンの場合、鉄板を介して食材下部に直接あたる形式だが直火は熱輻射により下面が集中的には加熱食材全体を包み込むように加熱される。
中～弱火で焼肉を焼くと本当にウマい。
繰り返しだが仕上がりはフライパンとは全然違う。
焼肉は絶対に直火焼台を使ったほうがいい。
効果的なレシピ
まず焼肉が違いを明確に実感出来る。焼き野菜も当然美味しい。
焼き魚、焼き鳥はやや火が通るのにやや時間がかかるが勿論あり。
シンプルに素材を味わう料理がウマい。
ちなみにもも焼き鳥を宮崎風に仕上げたい場合は油をかける。
本来は炭火で仕上げるのがベストであるが家だと難しいので油をかけて燃え上がった炎で鳥を炙るようにする。火災報知器には注意が必要なので換気扇の下で行う必要がある。
私は匂い・火災報知器の問題があるのでキッチンの換気扇の下で使っている。
焼き方
特に焼肉は注意が必要だ。
私の焼き方は中～弱火でじわじわ加熱している。
厚切り肉の場合は火が表面だけに入り過ぎるのを防ぐため中にじっくり火を通したいと思ったら焼台の端に肉を移動させ中央にある熱から肉を逃がす。
ただし肉はいじりすぎないように注意しよう。焼いているときに肉を返すのは一度だけだ。ややレア気味を意識したほうが焼肉はうまい。
これは鶏肉も同じ。表面に火が入り過ぎていると感じたら肉を休ませて熱を全体に伝える。
魚の場合はいじると崩れるためそうは行かない。火力で調節し最高の仕上がりにしよう。
煙対策
これが自宅焼肉最大の敵であるが対策は正直限界がある。
むしろ肉から出た油がたれて燃え上がった方が香ばしいのでむしろ煙は友達だ。
イワタニは直火を当てず鉄板で加熱をするタイプの焼台も売っているのだが私はやはり直火が欲しい。「イワタニ炙りや」にも炎カバーが付いており直火が直接あたる量は限定的であるため煙にはやや配慮されているが煙は出る。
煙は友達だと思い、テーブル上で食べることを諦めれば楽しめる。
焼台ごとの差
自宅焼肉やグリルを楽しみたい人のために焼台は複数のメーカーが様々な種類で発売している。
焼台の分類
加熱方式で分けると以下の3種類だ。
- カセットガスタイプ
- ホットプレートタイプ
- 赤外線ヒータータイプ
この中でイワタニ炙りやはカセットガスタイプに分類される。キャプテンスタッグも発売しているが価格・性能共に大差ないので好みで選べばよいだろう。
ホットプレートは直火焼きにならないので検討から除外したい。鉄板で焼くならフライパンと変わらない。
ザイグルのような赤外線ヒーターは無煙だが高い。少なくとも1万円。ザイグルは2万円、中には3万円というツワモノも存在する。
吸煙ファンが存在する機種もあるがこちらもやはり高い。2万円はする。
イワタニ 炉ばたやの優位性
「イワタニ炙りや」のよい所は6,000円程度と手頃な価格で最もウマい直火焼きが出来る点だと思う。直火の網焼き、これは特に焼肉には欠かせない。これを実現することで店に大きく近づくのだ。
イワタニ 炉ばた 焼器 炙りや CB-ABR-1
欠点を指摘するなら煙は避けられないが直火を楽しむ以上避けようがない。
また油が落ちるため掃除は面倒だが使用前にアルミホイルを下面に敷けば汚れを最小限に留めることが出来る。炙りやは掃除しやすいように分解も引き出しのように簡単に出来て便利だ。
カセットガスの価格
特に分厚い鶏肉や牛肉を焼くには時間がかかる。一部の人はカセットガスの価格を心配するかも知れないが全く心配する必要はない。カセットガス1本の価格は400円程度だ。かなり長時間使っても2-3回で無くなることはない。一人暮らしなら5-10回使えるはずだ。
そう考えると焼肉一回あたりの火コストは40-80円程度で気にするような価格でないことが分かる。カセットガスは炙り鮨などで使うガスバーナーにも使えて是非キッチンには持っておきたいものだ。
イワタニ炙りやと出会えて本当によかった
最後にまとめだが様々な加熱方法がある中でイワタニ炙りやと出会えて本当によかった。肉、野菜、鶏肉、魚、何をやいても直火はウマい。
直火で網の上で包み込まれる加熱される肉を見ているのは至福の時である。
是非ともフライパン・グリルとの差を感じて欲しい。
これが6,000円程度で実現出来る。悩む必要ななにもない。
イワタニ 炉ばた 焼器 炙りや CB-ABR-1
